エトヴァス・ノイエスではeN講座を開始いたします。eN新書シリーズの本をテキストにして、本講座の大テーマである「わたしたちの社会について考える」に関する自分たちの考えをまとめ、発表します。2022度は、京都・洛南高等学校の「空 総合探求」のみなさん、兵庫・灘中学校の「北浦先生のクラス」のみなさん、2023年度は北海道・旭川工業高等専門学校の高校2年生が挑戦しました。
本年度は再び旭川高専のみなさん、そして新たに放課後講座として学校単位で参加自由とした講座も開始。講師の先生方と語り合える素敵な時間をご用意しました。
2024年7月 eN放課後講座「わたしが選んだ道」
旭川高専のみなさんの前期の授業もあとわずか、というところで講師の先生方にご自身が選んだ道についてお話していただきました。関野先生の回に続いて、どの道に自分は進むのか、を考える際のヒントになればということで今回は山内先生(北海道大学)と篠田先生(お茶の水女子大学)が登場です。
放課後の分はもちろんほかの学校のみなさんも参加自由!ということで、旭川高専のみなさんのほかに洛南高校、灘高校の学生さんも参加しました。
2024年5月 eN放課後講座「自分の未来をつくる」
どの道に自分は進むんだろうか ―― 高校生のみなさんはこれからの自分の人生を考える機会が何度か出て来るかと思います。
関野吉晴先生は、10年をかけて人類がたどった道「グレートジャーニー」を辿る旅を続けた探検家という顔と、外科医としての顔を持つ方です。関野先生はなぜ両方の道を目指すという困難な道を選択したのでしょうか。関野先生が双方の道から得たものは何だったのでしょうか。そのあたりのお話を伺いつつ、みなさんの将来の扉をほんの少し開けてみる時間を設けました。
前半は先生のお話を伺って、後半は先生に聞いてみたいこと、相談してみたいことを話しました。
2024年4月~ 旭川工業高等専門学校
7月
いよいよ講師の登場です。1回目は去年もお世話になった松本卓也先生。アフリカ・タンザニアでチンパンジーを、信州・上高地でニホンザルを研究するまでの道を、ご自身の「興味・関心」と社会の「問題・課題」を絡めながらのお話でした。
6月
自分の「興味・関心」と身の周りの「問題・課題」を結び付けたその理由をもとに「自分たちの社会がよりよい方向に向かうにはどうしたらいいのか」を考えます。
5月
今回から、各クラスごとに「チューター」の先生がつきました。みなさんが考える際のお手伝いをする先生です。
2024年1月 eN放課後講座「What’s Your Story?」
4月から高校生になる横浜雙葉の学生さんたちが自分たちの「物語」について、山極先生に伝えました。他人によって作られた「物語」をこえて、自分自身の「物語」をつくることの大切さを先生と一緒に考えます。
2024年1月 eN放課後講座「井戸端会議編」
「クラスが仲良くするってどうすればいいんだろう」そんなテーマから、「仲良し」ってどういうことなのか、個人と個人の付き合い方、グループ同士の付き合い方、など先生方やほかの学校のみなさんがワイワイ話し合う場を作りました。話しているうちに「仲良し」の定義や、「思っていたことと違う」ことなど次々に出てきて……
2023年9月~ 旭川工業高等専門学校
後期の講座が始まりました!
9月14日 自分たちの考えを発表する(松本先生の回)
前期のふたつの宿題、①「10年後のわたしたちの社会はどうなっているのか」と②「25年後のわたしたちの社会はどうなっていてほしいのか」をチームで話し合い、発表します。発表時間は1分。うまくできたでしょうか。
今回は松本先生から、テーマを決定する際の方針、として、問題点をどのように展開するのか指導していただきました。
9月7日 はじめに
ふたつの課題を使って、グループ学習の練習をしました。
課題1
前期のふたつの宿題、① 「わたしがいま興味のあること」と② 「Chat GPTのような高度な人工知能(AI)が登場してきています。❶あなたはAIに何をしてもらいたいですか。❷そして浮いた時間で何をしたいですか」をThink-Pair-Shareで話し合います。
課題2
❶「二重生活の勧め」(関野先生、山極先生)/❷「ディストピア小説への招待状」(高橋先生)/❸山内先生講義録/❹松本先生講義録を読んで、「著者の言いたいこと・問題点」を話し合います。
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著者の言いたいこと/社会の問題点とは?(200字でまとめる)
2023年7月18日 洛南高等学校
続・eN講座「修学旅行に行ってきました!」
去年参加の洛南高等学校から4名の有志(勇士)が、講師陣に修学旅行で得てきたものを報告しました。その様子はこちらから。
言語が変われば世界の捉え方も変わる(高橋先生)
自分の見たことをまずは信じる!(山極先生)
文字の役割 ―― 異なる文化間の証文(山極先生)
自然とは何か(関野先生)
我々は何者なのか(関野先生・山極先生)
自然と人間の新たな関係を考える(関野先生・山極先生)
2023年6月~ 旭川工業高等専門学校
eN講座の学習思案は以下の通り:
<前期>
今回の講師陣は:
そして新たにふたりの講師が参加されます。さっそく7月24日にオンライン講座を開始!
eNオンライン講座◆「人類生態学とは」(終了)
eNオンライン講座◆「トイレの研究―サニテーションとは」(終了)
eNオンライン講座◆「わたしの研究目標」(終了)
eNオンライン講座◆「魚捕りをするニホンザル」(終了)
<夏休み>
グループに分かれて研究したいテーマを決めます。講師陣の本や講座からヒントを得たら、自分の周りや社会の問題点と結びつけて考えていきます。
<後期>
高専(高等専門学校)は大学のようなカリキュラム。後期の9月からグループ学習が始まります。12月のポスターセッション提出日までにテーマ内容について必要な情報を捜し、グループで話し合います。万が一話し合いが行き詰っても、講師陣からアドバイスがもらえるはず。
<11月>
中間発表です。自分たちが選んだテーマとその概要について講師陣に提出。それを元に講師陣との質疑応答をオンラインで行います。
<12月>
いよいよ本番です。事前に講師陣に送ったポスター(PPTデータ)の内容から優秀グループの発表と講評、そして講師陣と改めて各テーマについて話し合いをします。
2022年6月29日 灘中学校・高等学校
eN講座「音楽があたえてくれるもの」
無償音楽教育システム「エル・システマ」より。わたしたちの社会に「音楽があたえてくれるもの」を考える講座を開催。講師陣はエル・システマジャパンから代表理事の菊川 穣先生、音楽監督の木許 裕介先生をお迎えします。受講するのは北浦能裕先生の学年クラスのみなさん。エル・システマのことはもちろん、運営から北浦先生のことまで興味があることは何でも質問しました!
eN講座◆音楽のちから
震災復興と音楽の結びつき / 誰のためのエル・システマか / 相手につたえること(終了)
eN講座◆自分の未来
語学を学べ! 友達を大切にしろ!そして君でなければならないのか?(終了)
2022年5月~2023年3月 洛南高等学校
eN講座の学習試案は以下の通り:
<1学期>
生徒さんたちには、テキストとなるeN新書3冊を熟読してもらいます。そこから見つけた気になる言葉、もっと聞きたい内容、よくわからなかったこと、などを講師陣に提出してもらいます。講義のダイジェスト版はここからどうぞ。
講師陣は:
eNオンライン講座◆「自然の環のなかで生きる」1(終了)
eNオンライン講座◆「自然の環のなかで生きる」2(終了)
eNオンライン講座◆「きみたちはどう生きるのか?」1(終了)
eNオンライン講座◆「きみたちはどう生きるのか?」2(終了)
eNオンライン講座◆「ことばと社会」1(終了)
eNオンライン講座◆「ことばと社会」2(終了)
eNオンライン講座◆「リテラシーとは何か」1(終了)
eNオンライン講座◆「リテラシーとは何か」2(終了)
eNオンライン講座◆「続・リテラシーとは何か」(終了)
<夏休み>
いよいよ講師陣の登場です。ここは遠慮なく、講師の方々にみなさんの質問・疑問・意見・感想、何でも引き受けていただきましょう。講師陣からの挑戦状があるかもしれません。
<2学期>
ここからはグループ学習が始まります。春休みの発表会を目指してテーマを選び、その内容について必要な情報を捜し、グループで話し合います。万が一話し合いが行き詰っても、講師陣からアドバイスがもらえるはず。
<12月>
中間発表です。用意ができたら発表内容と資料をまとめて、講師陣に提出。ここで春休みに向けてブラッシュアップできるよう、再度講義を受けましょう。
<3学期>
いよいよ本番です。発表大会で優勝するのはどのチーム?優勝チームには、講師陣からの素晴らしいプレゼントがあるはず。