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夏休み企画・お勧め大会【4】『Big』(1988年)

エントリーナンバー【4】番長さん

お勧めを教えてください!

こんにちは。私のオススメは、あのトム・ハンクスの出世作となった1988年アメリカ映画『Big』 です。

超若いトム・ハンクス

番長さん、ありがとうございます。タイトルどおり、主人公ジョシュ・バスキン(Josh Baskin)という12歳の少年が、不思議な力で、ある朝目が覚めると大人になっていることに気づきます(カフカのような)。

家にいられなくなった、バスキン少年、もとい、バスキン青年。家を飛び出し、独り暮らしを始め、仕事に就き、恋をする――しかしそんな時、突然子どもに戻る最後のチャンスがバスキン青年に訪れます。さあ、どうする、ジョシュ・バスキン!?

番長さんのお勧めシーンは?

子どもに戻るチャンスが訪れた時、恋人に言った「一緒に来てくれないか(子供に戻らないか)」という問いかけに対する彼女の、”I’ve had enough.” という答えが切なすぎるんです。

“I’ve had enough.”は、食事の最後に「もうおなかいっぱいです」と言うときのセリフですね。

「あの頃に戻りたい」って言うのをよく耳にしますが、いい思い出も辛い思い出もあり、力一杯生きてきたあの頃に戻って、また力一杯生きるのはもういい。「青春時代はごちそうさまです」っていうことです。

切ないですよね~。でもすごくわかりますよね~。

「これからも『戻る気になれない』充実した人生を歩みたいものです」by番長さん。ありがとうございます。

みなさんからのお勧めをお待ちしております。

etwasneuesbooks@gmail.comまで。

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テーマの著者 Anders Norén