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ジャックの偵察㉚「核兵器禁止と日本の役割」討論会

こんにちは、ジャックです。

きょうはここ、衆議院会館で「核兵器禁止条約」について、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長と議員のみなさんとの討論会デー。

たくさんのメディアとNPOが見守るなか始まりました。

まずはフィン事務局長より、「核兵器禁止条約」についての条約の意義、日本の現状と役割が説明されました。

それに対して、日本の議員の方達が各党の見解を5分程度述べていきます。

日本政府の見解として、佐藤外務副大臣と自民党の武見参議院政策審議会長が個別に解説。

それぞれ意見が微妙に異なりますが、一致しているのは日本は「唯一の被爆国」であり「核兵器の根絶を目指す」というところでした。

しかし、なぜ核兵器禁止条約に日本はサインしないのか?

アメリカの核抑止力の傘下にいなければ、現在の危機に立ち向かえない、というのが日本政府の言い分。

核兵器開発を進めて大量の武器を作っている国があるのはなぜか。抑止力が機能していないからである。だったら、核兵器禁止条約を国際法として成立させ、世界全体で圧力をかけていく方法をとるべきであるというのがICANの言い分。

時間があまりなく、ちょっと尻切れトンボでしたが…、フィン事務局長が訴えたのは「とにかく国民全体で話し合ってほしい。条約について、いろいろある意見をみんなでとりあげて話し合い、核兵器禁止条約を国全体で調査し吟味してほしい。それが核兵器廃絶の第一ステップです」ということでした。

目標が同じなら、方法をもっと、もっと話し合って、というのがフィン事務局長の言いたいこと。

次はフィン事務局長の講演会へGO!

寒いけどいってきます…

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テーマの著者 Anders Norén