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きょうはかりんパパの宮崎弁翻訳を見ながら英文を聴いてみましょう。
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私はだれやと思う? 分かるやろ? 私を見ようとしても、触れようとしても、声を聞こうとしても、それは無理やじ。じゃけんど私はいつだってあんたといっしょにいるっちゃが。あんたの周りを流れているだけじゃない、あなたの中を流れてもいるとよ。あんたが成長できるのも私のおかげ。
私を感じることができるのは、変化が生まれるとき。たとえば桜の花が咲いたり、風に舞って散ったりするとき、あなたが空腹を感じるときもそう。私にはたくさんの顔があって、いろいろな名前がつけられちょるとよ。春というのもそのひとつ。
さあ、私がだれか分かったっちゃない? じゃっとよ、私は時。
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きょうは「わたし」のさまざまな動きを表すことばを見ていきましょう。
Who am I? Can you guess? You can never see, touch, or hear me, but I am always with you. I am flowing not only around you but also inside you. You cannot grow without me.
動詞とは、文字通り「動きをあらわす言葉」のこと。英文を読むときには動詞がカギになります。時間を表したり、だれの動きなのかを表すために、英語の動詞は変化しながら教えてくれるから。
上の英文のなかから動詞をすべてひろってみてください。いくつありましたか?
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①am(~です)②guess(~を言いあてる、推測する) ③see(~を見る) ④touch(~をさわる) ⑤hear(~を聞く) ⑥flowing <flow(~を流れる、ただよう) ⑦grow(成長する、大きくなる)
動詞のようで動詞じゃなかったcan(…することができる)は「助動詞」と言って、動詞をお助けすることば、つまり動詞とペアになって初めて意味があることばです。8個と答えた人はこれも数えたのかも。
そして動詞には「be動詞」と「一般動詞」と呼ばれる2種類の動詞があります。この英文でいえば、①は「be動詞」②以下はすべて「一般動詞」。くわしいことは次回ね。
<まとめ>
動詞とは
文字通り、動きを表すことばのこと。動詞には2種類あって、「be動詞」と「一般動詞」と呼ばれます。
助動詞とは
動詞を助けることばで、動詞といっしょに使うことで意味がでてきます。
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最後に宿題。ヒトの五感を表す動詞「見る(see)」「さわる(touch)」「聞く(hear)」のほかにあと2つあります。さてなんでしょう?Can you guess? (わかるかな?)