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ふみふみのふらっと東京散歩◆目黒川沿いの満開の桜と、周辺のディープな歴史

春の陽気に誘われているふみふみです。

4月に入り、お天気が恵まれた某日、中目黒駅からスタートして目黒川沿いを上流から下流へと歩いていく、目黒川コースを堪能してきましたので、みなさまもぜひご一緒にお楽しみください。ちなみにゴールは、関東最古の不動霊場である目黒不動尊です。それではLet’s go!

目黒川は人気の桜の名所で、この時期には毎年桜祭りが開催されますが、今年は残念ながら中止。

この日は平日昼間でしたが、ちょうど桜が見ごろで中目黒駅は予想以上の人出

交通整理の警備員さんたちも要所要所にいて、目黒川方面に向かう人たちを誘導していました。

中目黒ポイント①目黒川の桜並木と太鼓橋

駅から歩いてすぐに満開の桜が現れます。みんな「わぁ」「すごい」と声をあげながら、時々足を止めて写真や動画を撮っていました。ここで混雑とはお別れ・・・

躍動感がいっぱいの川辺にせり出した桜を見ながら、ひたすら川に沿って歩きます。

風が強く、花びらがひらひらと雪のように舞っていました。あっという間の花筏。

目黒川には、氷川橋、目黒橋、千歳橋、宝来橋、田楽橋、中里橋、太鼓橋…などたくさんの橋が架かっています。

左は現在の太鼓橋から見た目黒川。かつての姿が浮世絵にも描かれています。右は歌川広重作「目黒太鼓橋夕日の岡」

太鼓橋を渡り、長さ約140mの行人坂を登って行くと、右手に明王院、大円寺と続き、坂の上左手には茶屋がありました。

大円寺は、江戸三大火事のひとつ、明和9年(1772年)の「目黒行人坂の火事」の火元と言われており、その供養のため釈迦三尊像及び五百羅漢像約520体が境内の三方を囲んでいます。

なお上記の大円寺は正式には大圓寺と書き、前回の清澄白河編で出た駒込の大円寺とはまた別のお寺です。昔の江戸では火事による大災害の歴史が色濃く、現代の各地にもその影響が残ることが伺えます。

中目黒ポイント②目黒船入場(ふないりば)

山手通りと駒沢通りの交差点近くに「船入場」という場所があります。今は名称だけですが、昔はこの場所に船着き場がありました。

船入塲橋。現在は写真左側が広場になっています

目黒川は川幅が狭く水深が浅かったために大雨になると洪水が起きました。そのため大正期に入ると、治水とともに目黒川を船が運航できる運河にする計画が立てられます。運河は昭和12年(1937年)に完成し、現在のようにまっすぐな川になりました。

高架橋から見下ろす目黒川。たしかにまっすぐになっています

平成6年(1994年)には、東京都が洪水調整池を地下に設け、川の増水に備えています。戦前の目黒川はとてもきれいで、友禅染めの作業場があり色とりどりの友禅が流れていたそうです。

ふー。けっこう歩いちゃった・・・

第一部はここまで。第二部では平安時代に起源をもつ目黒不動尊についてご紹介します。

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2 コメント

  1. さらさん 2021年4月3日

    広重は本当に雪を見たのでしょうか。
    今では都会に雪が降ると、怪我であったり、事故であったりを心配してしまいますが、広重の描いた雪のお江戸は風情がありますなぁ。

    近所の桜の木が枯れてしまいました。

    おそらく今月末に花を開くであろう、職場の八重桜を楽しみにしています。

    • ふみふみ 2021年4月13日

      さらさんへ

      コメントいただいていたことに気づかずすみません!とても嬉しいです^ ^

      最近の東京ではあんなに雪が積もることは滅多にないですよね。昔は目黒にも白銀の雪景色が広がっていたのかもしれませんね…。

      さらさんの職場では今月末に八重桜が開花しそうなのですね。
      春の訪れは心がうきうきします!

      ぜひぜひ満開の桜を楽しんでくださいませ。

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