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今年もよろしくお願いいたします◆2021年お正月の巻⑲

こんばんは、ケイトです。

まだまだ続くみなさんの「お正月の風景」、今夜はどなたかしら?

こんにちは、松本隊長です!
ぼくのお正月の光景は「論文」です!

出自集団で出産するメスは「例外」ではない
―チンパンジー父系社会でメスが出自集団に居残る要因の検討―

うーむ…難しそう、なんて思わないで。隊員のみんなだったら、チンパンジーがどのようなグループで暮らしているかは知っているよね。チンパンジーは、基本がお父さん中心のグループで暮らすんだけれど(女の子たちはお嫁に行ってしまう)、今回の研究では出自(しゅつじ)集団(つまり自分が生まれたグループのこと)で出産するメスのチンパンジーは「例外」じゃなあない、ってことが分かったんだよ。

上の写真は、グループに居残ったメスのザンティップ(左)が(見事に右足ストレッチしている)母のクリスティーナに毛づくろいしている様子。横にいるちびさんはザンティップの子。つまりこちらを向いている2個体は「孫」と「祖母」なんだ。自分の生まれたグループで出産するひとつのメリットとしてあげられるのは、自分の子の世話をお母さんに手伝ってもらえること、なんだよ。なんて超ラッキー!

詳しいことはこちらを読んでね。

あ~!疲れたよ~!!!でも、論文提出できてよかった!というのがぼくのお正月風景でした。

おめでとうございます、松本隊長!

論文から恋文まで、あなたのお正月の風景作品をお待ちしております!

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