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キャラゴロノート<7>市場の取引状況を知ろう!

こんにちは。ボビーです。
「東京都中央卸売市場のウェブサイトから学びましょう」第二弾!
ハイ!チリペッポです!

ボビー、了解です。今回は市場の取引状況を見てみましょう。ここでは、週ごとの野菜・果物・水産物の取引状況が一目で分かる表になっているのよ。わたしもよく献立つくるときに参考にしているわ。一目で旬のものがわかるんですもの!

たとえば、7月の第2週の「野菜」の入荷状況についてみてみるわね。ふむふむ・・・この時期の野菜は関東地方のものが多いわ。

北海道:だいこん・ブロッコリー/青森:にんじん・トマト/群馬:キャベツ/長野:レタス・はくさい/茨城:こまつな・ねぎ・かぼちゃ・ミニトマト・ピーマン・とうもろこし/群馬:ほうれんそう・なす・レイシ・えだまめ/福島:きゅうり・いんげん/静岡:じゃがいも/佐賀:たまねぎ/鹿児島:オクラ

「のべのべ号」(長~い首とレタスの帽子がチャームポイントのアルパカ。暑い場所が苦手。八ヶ岳のそばの涼しい農場で、いつももふもふ、雲とたわむれている)

今週の1日平均入荷量は、5,044トン。前週比では「えだまめ」「ミニトマト」「だいこん」等が増加したそう。でも、「なす」「オクラ」「きゅうり」が減少したため、全体では8%の減少なんですって。なぜかしら。品目別にみてみましょう。

増加した「だいこん」は、北海道、青森県中心に入荷。北海道産の産地が出揃い、十分な入荷があった模様。
減少した 「きゅうり」は、福島県を中心に宮城県などから入荷していますが、関東産が終盤となり、福島産は低温と日照不足により生育が鈍く減少したため、前週比25%の減少となりました。「なす」は、群馬県を中心に栃木県などから入荷。やはり、群馬県産や栃木県産が天候不良で数量が少ないため、前週比30%の大幅な減少となりました。

こんな風に市場の動きを週ごとに教えてくれます。ちなみに、6か月前の1月第2週を見てみると・・・

北海道:じゃがいも・たまねぎ/青森:ごぼう/埼玉:さといも/岩手:なましいたけ/神奈川:だいこん/千葉:かぶ・にんじん・ねぎ・さつまいも/ 茨城:はくさい・こまつな・みずな/群馬:ほうれんそう/静岡:レタス・セルリー/ 愛知:キャベツ・ブロッコリー/高知:なす/宮崎:きゅうり・ピーマン/熊本:トマト・ミニトマト

「みやざキューリ号」(お盆に飾るきゅうりの馬にそっくりだが、実はイヌだといううわさも。ピーマン帽子がお気に入りで、大好きなお日さまといつもいっしょにいられる、ビニールのお家で暮らす)

なすやきゅうり、ピーマンなどはあたたかい気候の産地からの入荷が主流となっています。だいこんも、夏は北海道ですが、冬は神奈川へと移っていますね。

特産物の産地の特徴を覚えたら、今度は市場の取引状況を調べてみよう!

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テーマの著者 Anders Norén