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キャラゴロノート<4>ナスの美味しい季節です

「うむ・・・大きくなりましたな」
「あっ、教授!何をしていらっしゃるんですか」
「庭でナスを収穫しましてな」「なんて大きいナス!懐かしのタバコの箱と比べてみてもこのとおりですね」
「半分に切って・・・ララくん、中身をくりぬきますぞ」「はい!」
「しめじとベーコンとナスの実を炒めて、ドリアのソースを加えて、と」
「もう一度ナスの皮にもどして・・・チーズをかけたらあとはオーブンで焼く、と」「ワクワクしますね、教授」
「ああ、いい匂いが。何かしら」
「ナスといえば、ナスの収穫量が一位なのはたしか・・・」
「なす本りょう馬のいる・・・」
「高知平野よ!」

暖かい高知平野では、ビニールハウスで夏野菜の収穫を早める促成栽培[そくせいさいばい]を行い、遠くの大都市に出荷するの。ちなみに、なす本さまの刀はミョウガ。これも高知平野の特産物。お漬物にどうぞ。

「先輩、意識高すぎです。みんなでもう食べちゃいましたよ」「うっそ・・・」
食べてから読むか、読んでから食べるか!

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