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キャラゴロノート<3>年代にともなう野菜の消費形態

こんにちは。ボビーです。

3回目となりましたキャラゴロノート。今回は、野菜の加工を年代順に追ってみていきましょう。チリペッポさん、よろしくお願いします。

こんにちは。チリペッポです。

みなさんが一年中、野菜をおいしく食べることができるのは、前回お話したように野菜の生産地を季節によってずらす工夫がありましたね。もうひとつ、方法があるわ。それは「野菜を加工する」こと。

そのむかし、野菜は家庭で調理されるのが当たり前だったの。でも昭和50年代あたりからは、社会構造・消費構造に変化が起こって加工や業務用向けの野菜の需要が拡大していったのね。

昭和50年~60年代になると、家庭の家事全般を担ってきた「おかあさん」たちの社会進出が始まります。

「仕事でくたくたよ~」「じゃあ、きょうは家族で食事に行こう!」と、外食が盛んになってくるのがこのころ。外食産業はチェーン化して大量の仕入れが必要となってくるのね。ただし、このころの加工用野菜はまだ漬物が中心。

平成に入ってからは、どうなったかというと、まず家族それぞれのライフスタイルが変わってきたの。外食は当たり前だし、もうひとつ、高齢化が進んできたのね。お年寄りのための食事を作る外食産業が盛んになってきます。中国産を中心とする海外の冷凍食品が増えてきたのもこのころ。

平成20年を過ぎたあたりからは、さらに食の細分化が始まったの。家族という単位よりも、個人の嗜好に合わせた食事が当たり前になってきたわ。

料理を作る時間がもったいない!ということで、カット野菜が市場に進出。

簡単・便利・時短が合言葉のようになった食文化。今後もこの傾向は続くと思われます。でもね・・・

家族で時間をかけて、旬の食べ物をいただく日も大切じゃあない?

キャラゴロで旬の野菜を調べてね!

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テーマの著者 Anders Norén