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3月の新刊◆Hyakunin-isshu / 百人一首

こんにちは!ケイトです。

3月の新刊はetwas Neues English Clubより、英語版・百人一首をお届けします。

百人一首。歌集藤原定家が京都の小倉山で知人に頼まれて、別荘のふすまに飾る100首の短冊を選んだものが「小倉百人一首」として有名です。そう、現代でもかるた札になって、親しまれているものです。

藤原定家は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した歌人です。当時、優れた歌人は優れた編集者でもありました。定家は百人の和歌を選んでほしい、と言われたときに、飛鳥時代から鎌倉時代にかけての勅撰和歌集(帝の命によって編纂された和歌集)から、年代ごとにストーリーを作るように選んでいきました。

最初の歌は国を作った天智天皇&持統天皇親子から始まり、奈良時代を経て、貴族が支配する平安時代へと広がり、最後は武士の世界にとって代わられた鎌倉時代で不遇な一生を送る後鳥羽天皇&順徳天皇の歌で終わります。

そんなことは知ってるわ・・・という方

今回は、定家の選んだ百の和歌を、英語で読んでみましょう、という本です。古語は難しいわ、文法が分からないよ、という方、作者紹介、歌の内容と簡単な解説を英語で読んでみると、意外に分かりやすいかも。

もちろん、海外のお友だちに「百人一首」を教えてあげてみるのも素敵。

24日17時より24時間無料でダウンロードができます。さあ、Give it a try!

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1 コメント

  1. 倉持 三郎 2019年3月23日

    解説の天智天皇から鎌倉時代までというのが歌集に歴史的見方を与えていると思います。歌集を読みながら時代の特徴を考えることができます。

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