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大人読書計画◆「この世にたやすい仕事はない」「マチネの終わりに」

いらっしゃいませ、フクロウ書店です

今回は、足をのばして(オンラインですが)イギリス・チェルトナム文学祭(Cheltenham Literature Festival)に参加してみましょう。

ところでみなさんは文学祭をご存じでしょうか。ドイツ・ベルリン国際文学祭から南米アルゼンチンのブエノスアイレス・ブックフェスティバルまで、世界各地の主要都市で毎年開催されている文学のお祭りのこと。本好きの読者や、作家、書店、出版社などが集まって話し合ったり、本の読み方を直接作家から聞いたりすることができます。もちろん、本が好きになってほしい子どもたちや若者用のプログラムもたくさん用意されています。

イギリス南西部・チェルトナムで毎年10月に行われるチェルトナム文学祭は、世界でもっとも古く権威ある文学祭です。今年は日本からもふたりの作家がオンラインで参加しています。

一人目は津村記久子さん。デビュー作「マンイーター」(『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞受賞(2005年)、「ポトスライムの舟」で芥川賞を受賞(2009年)。文学祭で取り上げられたのは『この世にたやすい仕事はない』(2016年)。

二人目は平野啓一郎さん。1999年に23歳という若さで芥川賞を受賞した『日蝕』がデビュー作。今回は『マチネの終わりに』(2017年)が取り上げられます。

映画化もされたヒット作。ふたつの作品を翻訳された方たちがインタビュアーとなって、ふたりに内容から執筆スタイルに到るまでさまざまな質問を投げかけます。

さらに10月14日の13時(日本時間だと21時)には津村さん、16日の13時(日本時間は21時)には平野さんに質問タイムが設けられます。この機会にチェルトナム文学祭に参加してみませんか(参加費は無料、ZOOMで行われます)。

津村さんの回の申し込みはこちらをクリック

平野さんの回の申し込みはこちらをクリック

こちらはおふたりの事前インタビューですが、これを観てから本を読んでもよし!本を(いそいで)読んでから、こちらを観るのもよし!

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テーマの著者 Anders Norén