さ、きょうの「まとめてこれだ!」という本の紹介POPを作ってくださったのは・・・
お勧めの本は 「シートン動物記」「ファーブル昆虫記」「セレンゲティは滅びず」「人、イヌにあう」の4冊。いずれもすごく古い本ですが、いずれも人以外の動物や野生を感じる、現代社会に欠けている部分に触れられます。
彼が園長として長年務めたフランクフルト動物園では、伊谷隊長の研究でもおなじみ、ボノボを観察することができます。
これは今年70歳のお誕生日を迎えるマルグリッドさん。1959年、コンゴ民主共和国の動物園より来園、 ジーメック 園長から数えて歴代6人の園長に見守られてきました。現在ボノボは世界19の動物園でしか飼育されていませんが、そのなかの17の動物園にマルグリッドさんの子孫たちが合計84人生存しています。まさにボノボ界のゴッドマザー。
フクロウ書店主 2021年8月20日 — 投稿者
伊谷隊長、大昔大好きだった本ばかりご紹介いただきありがとうございました。
セレンゲティ~は薄らぼんやりしか覚えていませんが、シートンと言えばわたしの中では「狼王ロボ」と「灰色ぐまの一生」が大泣きの双璧です。
ローレンツ博士の本は「ソロモンの指輪」にでてくる「ガンの子マルティナ」が大好きすぎて、静かに教科書に入れたほどです。そして今回、ひさびさに再読した「人イヌにあう」でまたやられました。
心に残った言葉
依存心の強すぎる性格と独立心の強すぎる性格の間で幸運にも中庸を得たものが、忠実なイヌの理想的な性格である。このような犬は、一般に考えられるよりは少ないし、ふつうのイヌの飼い主が思いこんでいるよりも、たしかに、ずっと少ないのである。