本日のバイト募集に応募してくださったのはどなた?
どんな本なのか、さっそくPOPをつくってみます!
85になる知人に元気の秘訣を尋ねしたら「だって私はユダヤ式の体操をずっと続けているんですもの」と。調べてみたけど一体どんな体操なのかは結局解らずじまい。その代わりに見つけたのが、今回ご紹介する本です。
著者は欧米を拠点に活動する国際弁護士。自身の大病をきっかけに、数千年前から伝わるユダヤの健康をめぐる教えと、現代の最先端医療の考えが一致することに気づいたそう。ユダヤ教を猛勉強し60 歳で改宗、本物のユダヤ人になりました。
本書では、できそうなことからできなさそうなことまでユダヤに伝わる病気を避ける「10の誓い」を説明していきます。著者曰く「10の誓い」を守ることにより、120歳まで現役で働き続けるそう。何故ならヘブライ聖書が人の寿命は120歳と明記しているから。そして、ユダヤの格言「食べることにより死に、食べないことにより生きる」は胸に刺さりました…個人的に。
フクロウ書店主 2021年8月13日 — 投稿者
『ユダヤに伝わる健康長寿のすごい知恵』
うそっきー店員、健康になれる(なれそうな)本のご紹介ありがとうございました。
ユダヤ教とは、これをしたらダメだよ、これを食べるといいよ、など、民間に長く言い伝えられたルールが、具材のように練り込まれている宗教なんだ、ということが分かりました。遺伝子が近いゴリラがベジタリアンだということ、鳥インフルエンザはブタを介して人間にかかること、笑いによってNK細胞が増えること、などなど、一見宗教の話をしつつ(いや、こっちがメインですが)、現代人の病の問題点を鋭く追及する著者の弁舌も鮮やか。弁護士さんですからね…
心に残った言葉
「キリストもアインシュタインもマルクスもフロイトも、幼いころに携帯電話やゲーム機があったら、なにも生み出さなかっただろう」(byあるユダヤ人)