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おとなも自宅学習◆「われ思う」を書いてみよう⑮お盆を思う

おはようございます、ボビーです。

ステイホーム推奨の時期ですが、お盆の時期でもある今週、みなさんいかがお過ごしでしょうか。本日は、その「お盆」についてのエッセイです。

エントリーナンバー15 もこさん

大文字の送り火(Wikipediaより)

お盆を思う

「盆・暮・正月は家族で過ごすもの」というのが昔から父の教えである。そして墓参りをする。私は忠実にそれを守ってきた。

コロナ禍の今年。「お盆帰省は控えて」というニュースが盛んに流れる。はて、どうしたものか。

ニュースといえば、京都では大文字山が何者かに無断点灯され、保存会の人々が激しい憤り、とのこと。大文字山は五山の送り火で有名な山の1つ。毎年16日にはご先祖の御霊を送るために点灯される。これに対し「宗教的意味合いを無視した行為だ」という地元からの批判と「そんなにかたいこと言わなくても」という、他都市部からの擁護論があるらしい。

行動主の真の意図は推測の域をでないが、どこぞやのライトアップのようにイベント化した感もあった五山送り火の、本来の意義とは何だったのか、確認する機会を与えたと思う。

お盆に戻られるご先祖様の御霊をお迎えし、またお送りする。自分1人が今この世に存在するために、辿れば一体何人の命が繋がれてきたことだろう。そう考えるとただただ感謝しかない。その思いを伝える日。

さて、今日からお盆、私は未だ帰省するかどうか決めかねている。自分を納得させるいい案が浮かぶといいのだけれども。(495words)

ありがとうございます、もこさん!ご先祖さまがいなければ、いまのわたしが存在しない、当たり前のことでも忙しい日々のなかではなかなか思い出せないこと。過去に思いをはせるのもよし、自分とは何なのか、考えるのもよし、お盆ウィークのすてきな宿題をいただきました。

宿題は涼しいお部屋でとりかかりましょう!

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4 コメント

  1. 三郎 2020年8月14日

    私はお盆で毎年一回帰省してたが、田舎の家に住む人が縁が遠くなり、行ける状況ではなくなっています。しかし、どこにいても先祖を思い感謝する気持ちは同じだと思います。

  2. もこ 2020年8月15日

    コメントありがとうございます。結局今年は宗派が同じ近くのお寺にお参りしてきました。皆さんやはり気持ちは同じなのですね。

  3. R2D2 2020年8月15日

    小学生から学生の時分まで、正直なところお盆は夏休みと同義だった。社会人になってみると期間をさすようになり、母を亡くした今となっては特定の一日をさすようになった。そして感謝してもしきれないことを実感する日でもある。

  4. きんちゃん 2020年8月16日

    今日はお盆の送り火。お盆や終戦記念日がある8月はやはり特別な月です。今自分が存在していることに感謝。大文字山の送り火については懐かしい思い出です。今年そのような事件があったなんて。幼稚園の頃(もう50年以上前!)のことですが京都洛北高校のすぐ南側に住んでいました。そんな小さなころでも、家族と大文字山の送り火を見に行きくっきりした大の字がとてもきれいだったことを覚えています。

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