コロナ月間、伝統の旅をしたいところですが#StayHomeの日々のため、今回はYoutubeにてフランスの伝統、タペストリーの技を一緒にご覧いただきましょう。
タペストリー(tapestry)は室内装飾用の織物のこと。 12世紀頃 、東方のビザンチンやペルシアからその技法がフランスなどの西方に伝わり、聖堂の装飾に取り入れられていきました。
さあ、筆記用具と辞書を用意したら、まずは次の単語の意味を読んでから解説を1度通して聞いてみましょう。できれば単語の発音も調べておけば万全ね。
- weave 「〈織物を〉織る」weaverは「織り手」のことね。
- warp「たて糸」weft「よこ糸」このふたつはきょうのテーマに欠かせない単語。よく覚えて。
- loom「機織り機」映像では大きな機織り機がでてくるので注目。
- thread「糸」木綿や絹の糸をdye「染める」シーンでは何が昔と今では何が使われているのかチェックしましょう。
- bobbin[broche]「糸巻き」ミシンの下糸もボビンspoolは同じ糸巻きでも「糸車」を指します。
- warping 「整経(せいけい)」といって、たて糸をはたおり機でちゃんと織れるように整えることを言います。
- heddles 「へドル、綜絖(そうこう)」といって、よこ糸を通すためにたて糸を上下に分ける器具のこと。
- cartoonここではマンガのことではなくて、「原寸大の下図」のこと。
どうかしら?チェックはできた?今度は次の質問を頭に入れて、それからもう一度見てみましょう。
- タペストリーはフランスのどこで作られていますか。
- 織り手に求められるものはなんでしょうか。
- 染色される糸はたて糸ですか、よこ糸ですか。
- 17世紀のタペストリーには木綿のほかにはどんな糸が使われましたか。
- 織る前に、はたおり機に何を取り付け、そのあとにどうしますか。
- 織り手はどのような配置で座っていますか。また、どのようにして下図を見ますか。
いやー、伝統の技はいつまで見ていても飽きませんな。
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