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みっちゃんの苔玉倶楽部◆テラリウム

こんにちは。みっちゃんです。

きょうは、pupuraMOSSのはづき先生がいないけれど、本を見ながら苔のテラリウムを作ってみようと思います。

(みっちゃん、がんばれっ!)

テラリウム (Terrarium)

陸上の生物(主に植物や小動物)をガラス容器などで飼育・栽培する技術である。 現代でも園芸の一スタイルとして、陸上動物の飼育ケージとして、多くの園館や研究者、アマチュア愛好家によって製作されている。

Wikipediaより

terraはラテン語で「大地、陸地、地球」の意味。-ariumは同じくラテン語で、「~に関する場所」という意味を持っています。

テラリウムはその昔、19世紀の大英帝国の首都ロンドンで生まれました。外科医のナサニエル・バグショー・ウォードが、ある日、スズメガの蛹と一緒に腐葉土をガラス容器に入れていたところ、数ヵ月後には腐葉土から種や胞子が発芽!

当時のロンドンは産業革命による環境汚染が深刻な状況でした。「この方法なら、汚染環境でも植物が育つし、何日も水なしでも栽培できる。それに、植民地からの植物運搬も簡単にできるのではないだろうか」と、ウォードは考えました。

実際、このテラリウムという方法は画期的な発明で、「ウォードの箱」と呼ばれたテラリウムは、さまざまな新しい植物を遠方の植民地から運ぶことができたのです。

「ウォードの箱」(Wikipediaより)
ゴムの木やコショウなどは、この方法で欧米に運ばれてきたのよ。

大規模な温室がなくても、遠い土地が原産の熱帯植物を栽培できるようになり、市民に観葉植物を栽培する趣味が広まったのもこの頃でした。ウォードはさらに、植物だけでなく、動物の飼育にもテラリウムを応用。今でも動物園や水族館でみられる、カエルやカメレオンなどの飼育や、魚と水生植物とのガラス水槽内飼育を可能にしたのです。

ちなみに「アクアリウム(aquarium)」は今では「水族館」を指す単語・・・長くなってしまいましたが、今回は苔による「テラリウム」。作り方は簡単。100均などで購入した広口のガラス瓶のふたの上に、赤土や砂や腐葉土に水を加えて混ぜた土の塊を乗せます。

その上から苔をそっと巻いていきますよ。

よいしょ・・・
反対側もいしょ・・・
瓶を上からかぶせてひねったらおしまい。ミニチュア屋久島が誕生!(行ったことないけど)
瓶の大きさを変えて「メゾネットMOSS」

瓶のなかでは、適度の湿気が保たれて、2週間たった苔も活き活きしていました。Dr.ウォードに乾杯!

もちろん、苔玉もつくりました。はづき先生、このお花の名前、今度教えてください。
ふぅ~、つかれちゃったけど、楽しかった。わたしも苔玉スタイルで、おやすみなさい。

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テーマの著者 Anders Norén