8月にお届けする新刊は、金森隊長の特別講義「『森の人』オランウータンをもっと知ろう」です。
エトヴァス・ノイエスの霊長類学入門シリーズもいよいよ11回目。今回、アフリカ大陸にいない唯一の大型類人猿、オランウータンについて紹介してくださるのは
みなさん、こんにちは。金森朝子です。現地のことばで「森の人」と呼ばれるオランウータンの生態と、わたしたち研究者のフィールドワークについて紹介させていただきます。わからないことがあったら何でも質問してくださいね。
「今回の特別講義ではオランウータンの研究は苦労の連続だと伺いましたが・・・」
「そうなんですよね…フィールドワークではトラブルにあったり、調査がうまくいかなかったりなど、苦労していることのほうが多い気がします」
「それでもオランウータンの研究をやめないで、つづけられるのはなぜですか」
「うーん、オランウータンの観察中に自分の思い込みをひっくり返すような光景を目撃したり・・・難しい仕事を終えた達成感だったり・・・現地の人たちとの交流の中で思い がけないやさしさに触れることができたり・・・これまでの苦労を忘れるような感動する瞬間があるからですね」
感動する瞬間、それは実際に体験した隊長だから言えること。さあ、隊長のあとに続いて、あなたもオランウータン博士になりましょう。
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