SECTION 1&SECTION 2 伊谷教授の特別講座「コンゴの森とボノボの生態」
霊長類学入門シリーズが始まります。
SECTION 1では、なつ教授による日本霊長類学の基礎を築かれた先生方のご紹介と、SECTON 2では京都大学、伊谷原一教授の解説で「最後の類人猿」と呼ばれるボノボと、彼らが住むコンゴの熱帯雨林について学びます。
<伊谷教授プロフィール>
愛知生まれ。京都大学教授。理学博士。京都大学野生動物研究センター教授、日本モンキーセンター附属動物園園長。1984年、沖縄の伝統的漁撈を対象にした生態人類学的研究を開始。その一方で、中央アフリカのザイール共和国(現コンゴ民主共和国)で野生ボノボを、隣国のコンゴ共和国やタンザニア共和国で野生チンパンジーや小~大型哺乳類を対象に社会生態学的研究に従事。また、アフリカ熱帯多雨林や乾燥疎開林の保全活動も行う。国内では、飼育下野生動物の福祉を目的に、動物園・水族館との連携事業を推進している。