12月の新刊
シャムス教授の考古学シリーズSECTION 4では、シャムス教授の研究仲間で、筑波大学、専門は西アジア先史学の三宅裕教授の登場です。
<三宅教授プロフィール>
筑波大学人文社会系(歴史・人類学専攻)教授。専門は西アジア先史学。2年間の予定だったイスタンブール大学先史学科への留学は、結局7年近くに及んだ。土器や銅冶金術など、先史時代の熱を利用した技術(パイロテクノロジー)や農耕・牧畜の起源について研究。食べ物好きが高じて食文化に興味を持ち、特にミルク利用の歴史についてはライフワークだと思っている。長年にわたり、シリアおよびトルコにおいて発掘調査に従事。最近はトルコ南東部のティグリス川流域で新石器時代の遺跡を発掘調査している。愛猫シャムスとは微妙な距離を保ちながら暮らす。