暑いと言えば日本に負けずに暑いイタリアはローマからメールでPOPを送ってくれたのは・・・
せっかくだからイタリア人の本を3冊お勧めしますね。
古典からはジョヴァンニ・ボッカッチョの「デカメロン」(Decameron)を。日本の「今昔物語」と似ている部分があるんですよ。
エッセイだったら19世紀に活躍した詩人ジャコモ・レオパルディのOperette morali。日本語に訳されているかしら。
そして現代古典だったらカルヴィーノの「パロマ―」がお勧めです。日本では、カルヴィーノはおとぎ話で人気があるけれど、この本のようにユニークな作風の本を書く作家でもあるのよ。ぜひお試しを。チャオ!
フクロウ書店主 2021年9月14日 — 投稿者
テレサ店員、クスクス楽しい本をご紹介いただきありがとうございます。
「パロマー」は以前読ませていただきましたので、今回は「デカメロン」に挑戦いたしました。まだ3日目の6話あたりですが、登場人物たちといっしょに落語のような小話を聴いているような錯覚に陥ります。
日本でも最近の作家で「ジョーカー・ゲーム」シリーズの柳広司さんが「デカメロン」の小粒版のような「百万のマルコ」という楽しい作品を書かれています。
でもまずは「今昔物語」をちゃんと読み直す、が次の目標とさせていただきます…。