今回は、思わず外に出かけたくなる、そんなPOPが登場。
わたしのお勧めは『素敵な花言葉と花の図鑑』、セミの大合唱を耳にしながらいま読み終えたところです。ページをめくるたびにそよ風を感じ、さまざまなアイスクリームを味わうようなわくわく感いっぱいの本です。
春夏秋冬の季節ごと、わたしたちの身近な草花について、形態や色など基本情報のほかに、花の名称の起源、どこから来た品種なのか、花の持つ象徴的な意味などがくわしく紹介されています。たとえば私の故郷昆明には、よく目にする golden crane flowerという花があるのですが、この花にはオレンジ、黄色、紫、青の4色あることを初めて知りました(グーグルで検索しても2種類しか見つけられなかったんです)。これを撮ったカメラマンはなんてラッキーなんでしょう!
この魔法のような本で、あなたのまわりの自然を再発見する小さな旅をお楽しみください。
フクロウ書店主 2021年8月18日 — 投稿者
Ning店員、すてきな本のご紹介ありがとうございました。
図書館で借りましたが、これは持っていてもいいかも、と思った1冊です。公園や庭先の気になる花の名前が分かると、たしかに小さな幸せ感じさせられますね。エントリーナンバー23の本のタイトルは「百日紅」ですが、この花にまつわる中国の古いお話を読んでNing店員の「旅する気分」が分かりました。もうひとつ、「サルスベリ」と入力してこの漢字がでてくることにも感動しました…