今年も大人の宿題がスタート!わたくし「フクロウ書店」の店長としてこの夏デビュー。
みなさまにはこの「フクロウ書店」の店員になっていただき、「わたしのお勧め本」を紹介してください。最近読んだ本でもよし、その昔読んだ懐かしい本でもよし、国語の教科書で読んだ物語でもよし、映画で観て気になっている本でもよし、200字~400字以内でお勧めのポイントやら感想やら、自由作文を書いて「お客さま」に訴えましょう、「おもしろいんだもの!」と。
本日の「お勧め」POPは2つ。紹介文から読みたくなった「お客さん」はコメント欄に書いてくださいね。まいどあり!
それでは紹介させていただきます。
老いていくことに絶望的な気分になったときは「ヤクザときどきピアノ」(鈴木智彦著)を読むべし。中年ヤクザライターの、純粋で無骨で情熱的なピアノ愛が溢れています。彼を導く、強くて冷静で情熱的なレイコ先生も魅力的。ピアノへの挑戦が次々と人生の初めてをもたらし、人生はどんどん豊かになる。「遅くにはじめたからといって、俺たちは何の損もしていないのだ。」そうだその通りだ。本を読んで勇気と希望をもらおう。気軽な本です。
フクロウ書店主 2021年8月17日 — 投稿者
『ヤクザときどきピアノ』
ピピ店員、思わず笑っちゃう本のご紹介ありがとうございました。
いつもはヤクザ取材がメインの著者が、映画『マンマミーア』から流れるアバの曲を聴いたとたん涙腺崩壊、どうしてもピアノで「ダンシングクイーン」が弾きたい、となぜか斜めの目標が出来上がる、というプロローグから一気に鈴木さんワールドに入りました。習い事をやったことがある人は必読、50を過ぎて習い事をやってみたい人も必読、ですね。
そして人生出会える師は限られていますが、この「レイコ先生」のような師に出会いたいものです。
心に残った言葉
「音楽は誰もが生まれながらに喋れる言語なの」(byレイコ先生)
ピピ 2021年8月17日 — 投稿者
店長様、読んでくださりありがとうございます。あぁ、そのレイコ先生のお言葉も素敵でした。
50を過ぎて習い事も諦めてつかれているお客様がいらしたら、お勧めしていただければ嬉しいです。
じゅん 2021年11月16日
音楽にあまり興味のない自分ですがピアノの音は好きなんです。
昔、教育テレビ(今のEテレ)でリチャード・クレイダーマンがレッスンする番組を技術的事などさっぱり分からず見ていたのを思い出しました。