ひきつづき、今回もさまざまなお国言葉の訳をご紹介いたしましょう。まずは英文を読んでから。
Who am I? Can you guess? You can never see, touch, or hear me, but I am always with you. I am flowing not only around you but also inside you. You cannot grow without me.
You can feel me when things change ― when cherry blossoms bloom and the wind scatters them, or when you get hungry. I have many faces, and you give them various names. Spring is one of them.
Now you can guess correctly, can’t you? Yes, I am time.
本日、1番目は大阪出身、みっちゃんからお願いします。
私を誰やと思う?わかるかなぁ?私を見ようとか触ろうとか声聞きたいなぁと思ってもそれは無理やで。そやけど私はいっつもあんたと一緒におるで。あんたの周りを流れてるだけと違ってあんたの中を流れたりもしてるねん。あんたが成長できるのも私のおかげやで。
私のことを感じることができるんはなんか変化が生まれるときやね。そうやなぁたとえば桜の花が咲いたり、でそれが風に舞ったり散ったりするときとか。あんたがお腹減ったなぁと思う時もそうやで。私にはいろんな顔があっていろんな名前がつけられてるねん。春っていうのもそのひとつやねん。
私のこと誰かもうわかったやろ?そうやねん、私は時やねん。
次は子やぎの中国語会話でおなじみのNing先生のダーリンに福井弁をお願いしましょう。
私は誰やろ?分かる?私を見ようとしても、触れようとしても、声を聞こうとしてなも、それは無理やの。ほんでも、私はいつでもあなたと一緒にいるって。あなたの周りを流れているだけじゃなく、あなたの中を流れているにゃ。あなたが大きくなれるのも私のおかげやって。
私を感じるのは、変化が生まれるときやって。例えばぁ〜、桜の花が咲いたり〜、風に舞って散ったりするときも、あなたが空腹を感じる時もそう。私にはたくさんの顔があってぇ〜、色々なぁ〜、名前がつけられているんにゃ。春とぉ〜いうのもその一つ。
ほら、私が誰かわかったやろ?ほゃ、ほゃ、私はぁ〜時や。
Ning先生のダーリンさんは、語尾に「~」をつけて音の長さを表現されてますね。みなさんが普段使っているお国言葉にも強弱や高低があることが分かります。次回はどんなお国言葉が飛び出すかな?お楽しみに!