学校が始まってすでに1か月が過ぎました。学生のみなさん、英語の授業は楽しいですか?大人のみなさん、英語の授業は楽しかったですか?
楽しくない、または楽しくなかったみなさんのために、今回は英文を「お国言葉で訳してみる」ところから始めてみましょう。今回ご用意した英文はこれ。Who am I?は英語で「なぞなぞ」を出すときに使われる言い回しです。第3段落にあるとおり答えは・・・?
Who am I? Can you guess? You can never see, touch, or hear me, but I am always with you. I am flowing not only around you but also inside you. You cannot grow without me.
You can feel me when things change ― when cherry blossoms bloom and the wind scatters them, or when you get hungry. I have many faces, and you give them various names. Spring is one of them.
Now you can guess correctly, can’t you? Yes, I am time.
この英文をみなさんに訳してもらいましょう。まずは、博多弁をあやつるベンツ教授より。
私はだれやろか?分かるっちゃろか?私ば見ようとしてん、触れようば、声ば聞こうば、それは無理ったい。ばってん私はしょっちゅうあんたといっしょたい。あんたの周りば流れとるだけじゃなかとばい。あんたが成長しきるのは私のおかげたい。
私が感じる事がしきるのは、変化が生まれるときばい。たとえばやばってん桜の花が咲いたり、風に舞ったり散ったりしゅるとき、あんたが空腹を感じるときなんかもそうたい、私にはばさらかたくしゃんの顔があったい、いろいろな名前がつけられとるとたい。春っちゅうのもそんひとつばい。
さあ、私が誰かわかったじゃろか?そうたい、私は時。
次はアポロ先輩、兵庫弁お願いします。
私が誰かわかる?まぁ目には見えへんし、触れることもできひん。声も聞かれることもない。けどな、あんたといつも一緒におるねん。あんたの周りだけやのうて、あんたの中にも流れとるんよ。私がおらんかったらあんたは成長もできひんねんで。
何かが変わったときに私を感じることができるわ。たとえば、桜が咲いて、その咲いた桜の花が風に舞うときとか、あんたがおなかがすいたときとかな。私には顔がようさんあって、その顔それぞれに名前つけてくれてるやん。春っていうのもそのひとつやで。
もうはっきりわかったやろ?私の正体はな、時やんか。
気になる単語や言い回しはありましたか。音読すると抑揚も違って特徴がもっとでてくるかと思います。引き続き、次回もさまざまなお国言葉で訳してもらいましょう。みなさんも自分の言葉で訳してみてください。
お国言葉訳、お待ちしております♪