毎朝、新聞を読んでいる人、手を挙げて!
新聞は「社会の出来事の報道や論評を、広い読者を対象に伝達するため」の定期刊行物のこと。ひとつの出来事をどのように見てどのように伝えるのかは各紙それぞれ腕の見せ所でして、記者のなかでも「論説委員」は、自分の所属する新聞の立場を明らかにする解説をする、という役割を担っています。
たとえば1面の長期掲載コラム「天声人語(朝日新聞)」「編集手帳(讀賣新聞)」「余禄(毎日新聞)」「筆洗(東京新聞)」「春秋(日本経済新聞)」などでは、最近のニュースや話題が、読者や筆者の体験談のような実例を加えながら解説されているため、コラムのなかでも読みやすいものですし、近年では国語や英語の入試問題の題材として人気がありますね。
さて、ここからが本題。あなたは最新のニュースや話題の記事を読んだとき、使われている言葉をどれくらい正確に理解できているでしょうか。聞いたことはあるけれど、意味はよくわかっていなかったり、反対に意味は知っているけれど、読み方は知らなかったり・・・。せったくの情報も間違って理解していたのでは試験に受かりません(もしくはザンネンな大人のままです)。そこでエトヴァスより強力な講師をお呼びいたしました。
こんにちは、みなさん。わたしは日経新聞の1面コラム「春秋」の本文の解説を、毎朝受験生にお届けさせていただいているMr. 春秋。なぜトランクのなかに入っているかと?このなかには、日経の「春秋」が散らばっておりまして、それを毎朝整理して分かりやすく解説するのがわたしの仕事。そしてわたしは箱が好き・・・
本文の構成とそこにでてくるキーワードは図表になっていますので、それを目で追いながらわたしの解説を聴いていただく、という流れになっています。それでは試しに日曜日の「春秋」の解説をご覧ください。
忙しい受験生のために超高速の解説となっておりますので、聴き取る自信がちょっとないね、という方は
画面の右下にカーソルを合わせると、歯車マークの「設定」がでてきますので、そこをクリックすると「再生速度」を選択する小窓画面がでてきます。0.75を選ぶとだいたいふつうの速度になります(好みに合わせて選んでください)。
日経新聞をとっていなくとも、キーワードからどんな内容なのか推理するのも楽しいですし、もちろん解説を聴けば執筆者が何を言いたかったのかがよく分かるというユニークな早朝講義です。この際、うろ覚えの言葉を無くしましょう。大人なんですもの♪