コロナで自粛生活が続く東京ですので、今回は、昨年12月に行ったお散歩コースを紹介したいと思います。スタート地点は、最近人気の清澄白河駅。江戸時代の下町の歴史に想いを馳せる散歩です。
清澄白河ポイント①小名木川
ここで東京の川事情について少しだけお話ししましょう。右上に見える太い川は「荒川」で、その支流として隅田川が蛇行しながら東京湾へと流れています。隅田川の東岸、河口付近の右側の地域が散歩の舞台となる深川と呼ばれている地域(永代橋を渡ったあたり)。細い川が東西南北と網目のように走っていますが、これは江戸時代に人工的につくられた「掘割(ほりわり:地面を掘って作った水路のこと)」と呼ばれる川で、小名木川もそのひとつでした。当時は水上輸送がメインで、江戸の人々の生活ととても深いかかわりがありました。
とりあえず深川資料館通りを進みましょう。到着したのは
清澄白河ポイント②江東区深川江戸資料館
江東区の歴史文化施設、①深川江戸資料館 ②中川船番所資料館 ③芭蕉記念館の3館に、それぞれ1回ずつ入館できる券(なんとたったの500円!)が受付で売っているので、ぜひこちらをゲットしましょう(最初の利用日から1年間有効です)。
常設展示展では、天保年間の深川佐賀町の町並みを想定復元しています。この地図(江戸一目図屏風 鍬形蕙斎画 1806年)の赤丸の地域です。
奥に進むと、予想以上にしっかりした江戸空間が広がっていました。
ちょっと感動。
江東区深川江戸資料館
住所 | 〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28 |
---|---|
TEL | 03-3630-8625 |
FAX | 03-3820-4379 |
休館日 | 第2・4月曜日(ただし祝日の場合は開館) *コロナ期間はお出かけ前に電話で確認しましょう! |
拓郎 2021年1月29日
深川という言葉を聞くと私はもう胸キュンです。’深川’からは江戸の香りが漂います。しかし、国技館隣の江戸博物館には行きましたが、ご紹介の資料館は未だで、次の上京の第一目的地となりました。以前食べた深川めしは、2時過ぎにお店に入ったせいか、おひつの底から掻き出したような冷えた味気ないものでした。次回雪辱を期します。
ふみふみ 2021年1月31日
こんばんは。
胸キュンしていただけたならとても嬉しいです(笑)
資料館はこじんまりとしており、素通りしてしまうお気持ちもよくわかります…。語り部の方の熱い想いも重なりとてもよい時間を過ごせましたので、次回はぜひ!
温かな深川めし、江戸を思いながら食べてみたいです。