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ネコ名言集カレンダー◆1月はエドワード・ゴーリー

スコットです

みなさんのお手元に「2021年ネコ名言集カレンダー」は届きましたでしょうか。まだの方は、このページからダウンロードを

さて、このネコ名言集カレンダー、名前の通り、ネコにまつわることわざから小説にでてくるネコのことまで、いろいろなネコ名言が月ごとに取り上げられております。

1月はこれ:

Books. Cats. Life is Good. / 本がある。ネコがいる。人生はすばらしい。

エドワード・ゴーリー(Edward Gorey)はアメリカの絵本作家。『うろんな客』(The Doubtful Guest)や『題のない本』(The Untitled Book)を読んだことがある、という方もいらっしゃるでしょう。ぞくっとするようなモノクロームのイラストに、ナンセンスな内容が組み合わさった「大人のための絵本」を得意とする作家で、世界中に熱心なファンを持っています。

イリノイ州・シカゴ生まれのゴーリーは、1942年美術学校に入学後、半年後にはアメリカ陸軍に入隊。戦後はハーバード大学に入学しフランス文学を専攻しました。卒業後は、イラストレーター・装丁家として出版社で職を得ながら、作家活動も始めました。

フリーとなってからは、絵本以外にもアニメーションや舞台演出、舞台衣装デザインと活躍の場を広げていったゴーリー。子どものころからネコ好きで生涯独身を通し、軍隊生活以外では生涯ネコと共に生活していたと言われています。

引用文は、ゴーリーと絵本を共作したドイツ人作家ピーター・ニューメイヤー(Peter F. Neumeyer)が編集したゴーリーとニューメイヤーの往復書簡集から。

ゴーリーの直筆手紙や、自作へのコメントなどが掲載されている貴重なゴーリー資料でもあります。ちなみにタイトルのFloating Worldsとは日本語の「浮世」のこと。ゴーリーは日本文学や日本文化に非常に興味を持っていたそう。

本との出会いを大切に。また来月お会いいたしましょう。

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