暑さが本格化してきました。みなさんお元気でしょうか。おとなの夏休み宿題「われ思う」エッセイ、なにかネタが見つかりましたか?今回はこの夏楽しめそうな味噌玉についてのエッセイが届きました。
エントリーナンバー12 きんちゃん
わたしのお気に入り
数年前から「味噌玉」が流行っている。便利そうだが味噌は溶けば味噌汁になるので、わざわざ味噌玉を作ろうとしなかった。しかし作ってみると、これがとても便利なのだ。もともと味噌を溶くという行為に、たったあれだけのことに面倒を感じていたのだが、そのストレスが全くなくなった。
日本人はごはんと味噌汁は定番だったのに、最近は糖質が敬遠されて米の消費は減り、味噌汁の出番も減っている。とはいえ、やはりごはんと味噌汁には郷愁を感じる。そこで私仕様のレシピをご紹介。味噌には10~13%の塩分があるので、お椀一杯分の味噌玉には小さじ1と1/2(9g)の塩といりこだしを2gほどで十分。分量を測り、練って等分(一度に数十個は作れる)、そして冷凍室へ。味噌は凍らないので、お椀へポンと入れるだけ。具は、日持ちの問題と、煮野菜や炒め野菜を具にすれば良いのであえて入れていない。
弱点はだしに火を通さないこと。やはり一度煮る方がおいしくなるのだが仕方ない。具材にだしの出そうなものを加えれば解決。美味しい上に免疫力アップも狙えるのだ。(452語)
ありがとうございます、きんちゃん!味噌玉、超便利グッズですね。最近は、最中の皮にはいった「お吸い物」や、フリーズドライの味噌汁、など、すぐに楽しめる味噌汁が増えてまいりました。ところで、味噌汁、のことを「おみおつけ」と呼んでいるおとなの方は手をあげて!
御御御付(おみおつけ)
〔「お」 「み」は接頭語〕味噌汁を丁寧にいう語。 〔「おみ」は味噌を丁寧にいう近世女性語からともいう〕
大辞林より
こんなに丁寧に扱われていた味噌汁の復活を「味噌玉」で!
三郎 2020年8月10日
我が家では味噌汁は厳禁です。もちろん塩分が問題なのです。高血圧につながります。味噌汁を飲まなせいか年の割には血圧は低めです、味噌それ自体は栄養が詰まっているので、塩分なしの味噌の出現を期待します。
きんちゃん 2020年8月10日
塩分なしの味噌は難しそうですが、塩分の問題でいうと豆乳汁は如何でしょうか。豆乳のうま味で味噌を減らせます。味噌汁の要領で作っていただき、最後に豆乳を入れます。豆乳は沸騰させると凝固するので温める程度にします。具を煮るときは最後に豆乳を入れるので水はいつもの半分強くらいで。水:豆乳=4:3くらいがいいと思います。お味噌は1人分3g(小さじ1/2)で十分美味しくなります。もちろんだしは入れてください。だしはいりこ(煮干し)でとっていただいても味噌玉でも。(上記の味噌玉のいりこは粉末を使っています)もともと味噌も豆乳も大豆なので合うと思います。ついでに鉄分もカルシウムもアップします。
HAN Ning 2020年8月11日
I like the sentence you used to describe the emotional attachment to 味噌汁:“やはりごはんと味噌汁には郷愁を感じる”, especially the word 郷愁,nostalgia. This reminds me an amiable Japanese gentleman who I worked with. He was one of the members from NPO Osaka-China Friendship Association to supervise a forestry project in Yunnan, China. I found that after each meal, he open a pack of instant miso and make a bowl of soup. I found it very interesting and thought it must be a strong habit for him. When I read the word “nostalgia”, this episode came to my mind. For many Japanese, rice and miso is an indispensable part of daily diet. Of course, it is quite natural and acceptable for exceptions for various reasons. One more fun fact is that Chinese writer, Lu Xun (鲁迅) once wrote that his favorite food was 味噌汁. I guess when he thought of Japan and his teacher, Fuji Sensei (藤野先生),the warmth of 味噌汁 must be the temperature of his memory.
三郎 2020年8月12日
味噌の塩分を少なくできるご提案、ありがとうございました。ただし塩分ゼロとはいかないようです。
味噌の塩分は長期間貯蔵のためだけにあると思われます。味噌の栄養分を残しながら、貯蔵するための乾燥味噌はできないでしょうか。米飯に乾燥味噌をかけた食事が定番になることを望みます。
きんちゃん 2020年8月14日
先生のおっしゃる「乾燥味噌」、塩分はなく長期保存可能、しかも味噌の旨味、栄養が詰まっていて完全食品ですね。登場する日を心待ちにしたいと思います。また、減塩味噌はかなり出回っていますが、正直塩分のない味噌は無理だと決めつけていたことをお詫びします。調べてみると無塩味噌を作っているメーカーがあるようです。(乾燥味噌ではないですが!)どのような味なのか食べてみたいです。乾燥納豆というのもありますが、これはダメですか?
きんちゃん 2020年8月14日
Thank you for your comment. I really enjoyed your comment. Everybody has familiar tastes as your colleague. We feel nostalgic for something we have been used to, for example food, music, landscape etc. I think that many people may feel nostalgic for the taste of mother and hometown. What kind of food do you feel nostalgic for?