祇園祭りの時期、かかせない風物詩のひとつヒオウギを紹介します。
京都ではヒオウギを祇園祭に活ける風習があるのです。この時期、京都では昔ながらのお宅や老舗のお店のウインドウに飾られているのをたまに見かけます。
花が美しいヒオウギは、関西地方中心に生け花の7月初旬の代表的な花材で、特に京都の祇園祭や大阪の天神祭では、床の間や軒先に飾る花として愛好されているのです。生花はほとんどが徳島県神山町産で、1970年代前半には70軒が栽培して最盛期となり、徳島県の特産品にもなったのだけれど、その後価格低迷や生産者の高齢化などにより、2016年には10軒のみの生産になってしまったんですって。(Wikipediaより)
こちらは、京都市宮津市で栽培されているヒオウギの出荷のニュース。祇園祭は中止でも、コロナ対策の厄除けとしては引っ張りだこのよう。