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はんなりモコの京都カフェ巡り⑨さらさ西陣

お久しぶりです、モコです。

COVID19で不急不要の外出自粛が叫ばれる中、人混みを避けカフェに来てしまいました…。

さらさ西陣(唐破風のついた正面玄関)

ここは「さらさ西陣」、築80年の旧藤ノ森温泉をリノベーションしたカフェ。

「『温泉』といっても、これは上方における伝統的な風呂屋の屋号に多く見られるものであり、天然温泉を意味するものではない」

Wikipediaより

だそうで、 現在お店はカフェですが、「国登録有形文化財(建造物)」として大切に使われています。

国登録有形文化財に選ばれた理由としては 、上の画像でも分かるように和風の外観に唐破風(からはふ=お城の上部などについている丸みを帯びた形の飾り)、といった伝統的な銭湯建築である一方、その外観や内部に「マジョリカタイル」をふんだんに使っている、という贅沢な仕様の建築なんですって。

マジョリカタイルとは…?

マヨリカ焼き(Maiolica):イタリアの錫釉陶器でルネサンス期に発祥した。白地に鮮やかな彩色を施し、歴史上の光景や伝説的光景を描いたものが多い。地名呼称の表記のゆらぎによりマジョリカ焼、マヨルカ焼、マリョルカ焼、マジョルカ焼とも。

Wikipediaより
右手に見える素敵な模様のタイル、これがマジョリカタイル!天井「は格天井(ごうてんじょう)」といって、日本建築では社寺や高級な書院造に用いられるものなんですって。

京都は歴史ある神社仏閣だけでなく、こういう何気ない、そこそこ古い、味のある建物が上手く日常に活きているのがステキだと思うのです。

器もクラシックかつモダンなデザイン!
じつはごはんも美味しいのが特徴です。鰹節がポイントの「ねこチャーハン」
アボガド、おぼろ豆腐、塩こぶ、トマト丼(見たまま)。

昨今都会ではショッピングビルの建築ラッシュが続いていますが、わざとらしくない程度のレトロ感を楽しみたい時もあります。みなさんも京都に来られたときにはぜひ。

カフェさらさ

さらさは京都市内に6店舗を構える、ゴハンと焼菓子と自家焙煎珈琲のお店。さらさ西陣は2000年に2号店として誕生したそうです。

さらさ西陣

〒603-8223
京都市北区紫野東藤ノ森町11-1 TEL 075-432-5075

12時~23時(不定休)昼ごはん12:00-15:00 / 遅ごはん 15:00-18:00 / 夜ごはん 18:00-22:00

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テーマの著者 Anders Norén