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はんなりモコの京都カフェ巡り⑧番外編~奈良ホテル

ひんやりした朝を迎えるようになりました。モコです。

先週の土曜日は、東京・上野のトーハクとダブル展覧中の「正倉院展」( 奈良国立博物館 )に行ってまいりました。

着くなり神の使い、鹿のお出迎え。
先月鹿の角切を終えたばかりの痕が痛々しいです。
「かむ」「たたく」「突く」「突進」
神の使いたち、人懐っこいですが、実は時に危険。
正倉院展、東京と出品が違うんですよね。 こちら、上野バージョン。
こちら、奈良バージョン。

ポスターにあるのは「金銀平文琴(きんぎんひょうもんきん)」という琴。

琴(きん)は中国で完成され、七絃を有する。金や銀の薄板を文様に切り、漆地に塗り込め、表面を研ぎ出して文様をあらわす平文という技法で飾られている。内部の墨書により唐の開元23年(735)に制作されたと考えられている。

宮内庁サイトより

大切に保管されている日本の宝を一目見たい気持ちはみな一緒。上野におとらず、奈良もヒト・ヒト・ヒト・・・あまりにも多くの人で大変でした。

ふっ・・・

疲れたからだを休めるためにも、見終わったらやはりカフェへ。奈良では奈良ホテルのカフェがわたしのお気に入り。

奈良ホテル(Wikipedia

レトロ感いっぱいの奈良ホテルは、第二次世界大戦前には国営の時代が長く、近畿地方では国賓や皇族の宿泊する施設としての役割をになっていました。このため、奈良ホテルは「西の迎賓館」とも呼ばれています。

土曜日はやはりティーラウンジも混んでいて、ロビーで順番待ちをするのですが並ぶ価値あり!とにかくステキなのです。

アインシュタインが弾いたというピアノがGHQの接収を逃れて残っていて飾ってあったりします。
今年は創業110周年だそうで、1日20食限定の記念ケーキセットもありましたが、残念ながら売り切れ。

モコは、季節的にモンブランをいただきました。美味しかったです。

奈良は京都に比べていい意味で、洗練され過ぎず、素朴な旅行気分を味わえます。みなさん、京都に来たら奈良にも是非足をのばしてください。特急なら30分足らずだし、片道運賃1000円程度。

もちろん、すてきな苔もたくさんはえてます。

奈良ホテル

〒630-8301奈良市高畑町1096
TEL 0742-26-3300(代)

本館1階・席数43席・宮業時間8:30〜18:00

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テーマの著者 Anders Norén