今回は、兵庫から一路、北海道は旭川におじゃましました。旭川工業高等専門学校、略して旭川高専。
高等専門学校 ―― 名前は知っていてもどういうシステムかは、みなさんあまりご存じないかと思われます。高等専門学校は、5年制(商船に関する学科は5年6か月)の高等教育機関で、「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的とします。
工学・技術・商船系の教育が中心で、教える先生方は「教授」、卒業生は「準学士」となります。さらに専攻科(2年課程)を修了すると、学士(主に工学)の学位を取得することもできます。まあ、いうなれば高校と大学がくっついた感じ?
さて、この旭川高専での「伝統」は、物質化学工学科の5年生が、指導教授がたとの親睦のためソフトボールの試合を行いますが、その際に儀式となっているのが
「挑戦状」と「応戦状」
です。
こちらは3年前にテレビで取り上げられた時の映像。
「挑戦状」を仕上げた同学科5年代表と,教授の一騎打ちです。
旭川高専で40年以上も続く「伝統」。ちなみに、ソフトボールの試合はほとんど生徒が勝つ、とか。
今年はどちらが勝つのか、気になるところです。