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TJのホワイトハンドコーラス・ストーリー⑥ケーマさん&トーマさん

あ、加藤さんだ、おはようございます。
おはよう、TJ!こっちに来て。サイン隊の新しい先生たちを紹介するわ。
こちら、ケーマさん
こっちがトーマさん

ふたりで「ケーマトーマ」、覚えやすいでしょ?ケーマさんとトーマさんはボランティアで「手話通訳」をしてくれているのよ。

「おふたりにいろいろ聞いてもいいですか?」
「もちろん!」

Q1:まず、おふたりがなぜ手話を始めたのか、そこから伺ってもいいですか?

こんにちは、TJ。ぼくは「トーマ」こと、水野冬馬です。いつもは高校の先生なんだ。手話を学んだきっかけはね、生徒から授業中に手話を学びたいと頼まれて、ろう者の友だちを作ったことが始まり。それから、いつのまにか通訳をするようになっていたんだよ。

やあ、TJ。ぼくは「ケーマ」こと、伴野祐希です。ぼくが手話を学ぶようになったのは、ある舞台に出演したときに、ろう者の女優さんが出演していて、そこから手話に触れたのがきっかけなんだ。じつはそのときの通訳にトーマさんがいてね、トーマさんに教わりながらちょっとずつ手話を覚えていきました。

その後、出演したファッションショーで、ろう者のモデルさんに少しだけ手話で話しかけてみたんだけど、その瞬間に、モデルさんがものすごくすてきな笑顔になってね・・・それが忘れられなくて本格的に手話を覚え始めたんだよ。

ことばが通じたときの喜びが学ぶ力になったんですね。

Q2:ホワイトハンドコーラスを知ったきっかけって何ですか。

東京芸術劇場はね、あの大きなコンサートホールだけじゃなくて、お芝居のホールもたくさんあることで有名なんだ。ある日、芝居の日にちを調べていたら、偶然なんだけれど、ホワイトハンドコーラスのサイトに行き着いて、連絡してみたんです。

ぼくは、トーマさんがホワイトハンドコーラスでボランティアとしてやっている、っていうことを聞いて知ったんだ。

Q3:サイン隊のみんなの印象や、ボランティアをしていておもしろいこと、感動したことなどのエピソードがあれば教えてください。

みんな好奇心旺盛で、「血液型はなに?」「誕生日はいつ?」「彼女いるの?」といろいろ聞かれます。とにかくかわいい!

そして、ルーズな服装で行くと「失礼だけど、今日はパジャマで来ちゃったの?」と言われたり、ミサンガを足首にしているのを見て「女の子と間違われちゃうよ!」と言われたり・・・服装チェックも厳しい(笑)!

みんなが持ってきた絵本やマンガ、ゲームを見せてもらったり、練習時間の合間に楽しいひとときを過ごさせてもらってます。

みんな、純粋に接してくれているなあ、という印象です。本当に癒されます。そして、自分たちで作った手歌を表現するときに、みんなの表情から情景などが伝わってくるところにいつも感動しています。

みんなも、ケーマさんとトーマさんとの会話するのがとっても楽しいみたい。「サイン隊」の頼もしいお兄さんだね。

ありがとうございました、ケーマさん、トーマさん!また、いろいろなお話きかせてください。

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テーマの著者 Anders Norén