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スコットのお勧め本◆キーン先生ありがとう!「日本人の美意識」

このチラシ、北区商店街で見つけてください!
こんにちは、スコットです。

長年 コロンビア大学で日本文学を教えていたドナルド・キーン先生は、2011年の東北大震災のあと「 大好きな日本に住んで日本人になろう!」と決めました。翌年には日本国籍を取得され、その後は東京都の北区で息子の誠己さんといっしょに暮らしました。

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北区の商店街の人たちは、みんな先生のことが大好きです。お肉屋さんやカメラ屋さん、お花屋さんや図書館に来た人たちも、キーン先生を見かけると、つい声をかけ、楽しい世間話が始まります。

近くの幼稚園や小学校の子どもたちも、本や教科書に載っている先生が自分たちの町を歩いているのですから、うれしくってたまりません。

一方で、キーン先生は日本人が忘れていた日本の古典文学を研究し、翻訳して、世界中に広めた文学者。川端康成、谷崎潤一郎、三島由紀夫などの名だたる文豪たちや、出版社の人たちからとても愛され、尊敬されてきました。

いまではキーン先生の教え子たちが、先生の後を継ぎながら日本文学のすばらしさを世界中に伝えています。

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今回のお勧めはこの1冊。平安時代から現代まで、さまざまなテーマで日本文化について語られた、キーン先生の視点がさえわたる評論集です。

なお、冒頭にありますように、キーン先生のお別れの会が4月10日に東京・青山葬儀所にて行われます。一般の方たちの献花の時間は15時から始まります。先生との最後の語らいをどうぞ。

本をめくれば、いつでもキーン先生の講義が受けられます

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