ちょっと遅くなりましたが、わたしの愛するタイのお祭り、コムロイ祭りをご紹介しましょう。
毎年11月頃の満月の夜に行われるコムロイ祭り。 台湾のコムロイが有名みたいですが、なんの負けてたまるか、タイ・チェンマイのコムロイも有名です(ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』という映画のモデルになったのですよ)。
このお祭りは、天に収穫や日頃の感謝をするお祭り。ロイクラトン(灯篭を川に流すお祭り)と同時期に行います。
えっ、コムロイって何かって?
コムロイとは、 コムが「ランタン」、ロイは「浮かぶ」こと。油紙のようなもので作ったランタンに火をともし、そのガスで空に打ち上げます。そのまま打ち上げるのだから当然危険なわけでして・・・チェンマイ市は市内での打ち上げを禁止しております。
でもタイ人はこのお祭りが大好き。なので、川沿いで打ち上げたりします。
地元の人しか参加できないわけではありません。旅行者にはイベント会場が用意されるので、そこに行くことになります。しかも値段もばかにならない。歴史的なお祭りですがちょっと観光化されているかしら。
でも、ドンマイ。さあ、ご一緒にどうぞ。とても素晴らしい光景ですよ。
日頃の感謝や願い事、みんなそれぞれの思いが空に飛んでいきます。
しかーし、そこにたどり着くまでがもホントに大変。タイのお坊さんたちのながーいお経を聞いてからです。我慢大会、それくらい長い、と覚悟いたしましょう。
ま、お坊さん自身も長くてキツイので、位の高そうなお坊さんをチラチラ見たり、コックリを居眠りしそうになってたり、ボリボリ胸を掻いていたり・・・人間的で緩そうでクスッと笑えます。