京都大学高等研究院の本庶佑教授が10月1日、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
本庶教授は免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD-1」を発見、このブレーキを取り除くことでがん細胞を攻撃する新しいタイプの「がん免疫療法」の開発に結びつけた功績が評価され、今回の受賞となりました。
山極隊長もうれしそう…
“今回の受賞は、基礎研究を重視する本学の医学分野の研究者にとどまらず、日本中の若手研究者を大いに鼓舞するものです。今後もノーベル賞級の独創的先駆的研究成果が我が国から続々とうまれますように、今回の本庶特別教授の栄誉をバネにして本学としてより一層の研究環境の整備を行うとともに、世界トップレベルの人材の育成に努めて参りたいと存じます。”