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教えて!山極隊長!番外編「ニホンザルからiPS細胞作成」

みなさん、こんにちは。なつです。

霊長類学入門シリーズでもお馴染みの京都大霊長類研究所で、ニホンザルの細胞からiPS細胞を作製することに初めて成功した、というニュースは御覧になりましたか。作成されたiPS細胞は神経細胞になることも確認されたんですよ。

どうやって作製するんですか?

霊長類研究所では、自然死したニホンザルの皮膚細胞を採取して、そこに複数の遺伝子を入れて作ったの。ニホンザルのiPS細胞は世界で初めて。

人やほかのサルのiPS細胞と比較することで、霊長類の進化の解明につながるわね。

京都大学霊長類研究所 ゲノム進化分野の今村公紀(まさのり)先生は「人やさまざまな霊長類のiPS細胞との比較解析で進化の解明に期待がかかる。将来的にはiPS細胞を凍結保存し種の保存にもつながる」とおっしゃっているそうよ。

論文(英文)はこちらから。チャレンジしてみてね!

モンタを世界で最後のゴリラにしないためにわたしたちができることのひとつね。ほかにはどんな方法があるかしら?
http://etwasneues.wpblog.jp/2018/08/01/world_gorilla_13/

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テーマの著者 Anders Norén