こんにちは。ベンツです。
さあ、夏休みもそろそろ後半!探偵小説を読んで「謎」を解きますぞ!
今回は、第1回目の講義でとりあげたG.K.チェスタトンの「青い十字架」を再読します。
The style is the man. / 文は人なり
逆転、さかさま、反復――「逆説のキング(The King of Paradox)」と呼ばれたチェスタトンの文体はまさに一筋縄ではいかない彼そのもの。
前回のホームズもので学んだ「探偵小説の定型」を「青い十字架」ではどのようにして破られているのか、物語をなぞりながら考えます。
また、チェスタトン独特のリズミカルな文章の謎について、わたしの盟友、高橋教授に解説してもらいましょう。それにはまず、英語の持つ特徴「リズムと押韻」についても学びます。
そのあとは、「原文」の持つ面白さ、とくに、読者が気がつかないうちに仕組まれている謎の数々を「原文」で読むことによって理解できるような注を用意しました。
この夏の集中講義では、一味違った英語の勉強を楽しんでください。
英文(原文)はもちろん、『ベンツ教授の英語で読む短編小説1』で読むことができますし、学んだことを書きこみながら読んでみたい人は、このサイトからダウンロードできます(PDFはこちらから。パスワードはbenz07)。
新刊は近日発売!学生の皆さんの参加をお待ちしております!