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夏休み企画・お勧め大会【28】コウノトリの郷

エントリーナンバー【28】ビッテさん

お勧めは何でしょうか!

はい、兵庫県・豊岡市のコウノトリの郷です。残念ながら日本のコウノトリは絶滅してしまったので、ロシアから入手したコウノトリを増やしています。体が軽いから助走をつけずにふわりと飛び立ち、着地もスマート。羽を広げて大空を舞う姿の美しいことこの上なしです。

グライダーのような優雅な姿(ビッテさん渾身の撮影〉

声をなくした鳴かない鳥で、そんな少し切ないところも好きです。クラタリングといってくちばしを合わせて音を立ててコミュニケーションをとっています。

兵庫県・豊岡市では15年前からコウノトリの野生復帰と「コウノトリ育む農法」という生物多様性(biodiversity)の保全に取り組んでいます。

国内最後のコウノトリ生息地だった豊岡市。1971年の目撃を最後に野生のコウノトリは絶滅したと言われています。その後、ハバロフスクから譲渡されたコウノトリを人工飼育下で100羽を超えるまでに増やし、2005年からは野外に放鳥しています。

コウノトリの郷公園はこちらから(クリックするとサイトにとびます

戦時中の松林の伐採により、営巣木が減少してしまったこともコウノトリの絶滅要因となりました(これまたビッテさんの激写)

コウノトリは豊岡の生態系のピラミッドの頂点に立つ鳥。かれらの存在は、生物の多様性を証明しているのです。

市では出来るだけ農薬を減らす工夫をしながら、田んぼの生きものを増やす稲作技術「コウノトリを育む農法」を実施中。

そうなんです。地域一丸となってコウノトリが食べる餌を田んぼに戻すために作った田んぼのお米、無農薬栽培の「コウノトリの舞」というコシヒカリがこれまた絶品です。

小粒で透き通って見えるほど白いお米、粘り気が少なくさらさらした炊き上がりでいっさい雑味がない。炊きたてはもちろん美味しいけど、冷めた時に本領を発揮。甘くて滋味深いのに食べた後はまるで清らかな水を飲んだようなさっぱりした後味…

あっ…おすすめはお米でした(^◇^;)。

食いしん坊さん…。ビッテさんが熱く語るなら、それは絶品のお米だと思います。鮎うるかで2,3杯食べられちゃうかも!

ビッテさん、ありがとうございます。種を守るためにはその生息地の保全がいかに大切か、山極隊長も日経デジタルでおっしゃっていましたね。さ、「コウノトリの舞」にもっとあうおかずを知っている方はetwasneuesbooks@gmail.comまで。

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1 コメント

  1. スコット 2018年7月25日 — 投稿者

    写真でみると相当大きな鳥のように見えますが…大きいんですね、きっと。野生での繁殖も進んでいるんでしょうか。

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テーマの著者 Anders Norén