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夏休み企画・お勧め大会【21】『ドリーム』(2016年)

エントリーナンバー【21】あおいママさん
お勧めはなんでしょう??
はい。ご覧になっているかもしれませんが実話を基にしたお話で、60年代のNASAで働く黒人女性たちのサクセスストーリー『ドリーム』です!
2016年アメリカ映画『ドリーム』の原作はマーガレット・リー・シェタリー(Margot Lee Shetterly , 1969- )によるノンフィクション作品Hidden Figures: The Story of the African-American Women Who Helped Win the Space Race(邦題『ドリーム―NASAを支えた名もなき計算手たち』)です。
舞台は1961年、白人と有色人種の分離政策が行われていた時代、そして高性能のコンピューターがない時代――リケジョの主人公キャサリンはバージニア州にあるNASAラングレー研究所に計算手として働いていました。
米ソ宇宙開発競争のなか、NASAは有人宇宙船計画を成功させなければならないプレッシャーで、優秀なキャサリンを計算手グループの初の黒人&女性スタッフに抜擢します。
ところが、同僚はみな白人、コーヒーポットでさえ白人用と黒人用に分けられる職場。数々の嫌がらせを受けるキャサリンですが、部署は違えど同じように黒人女性として初めて抜擢されたドロシーやメアリーとともに、実力で自分たちの居場所を勝ち取っていきます。そう、ドリームに向かって!

“I have a dream that one day on the red hills of Georgia the sons of former slaves and the sons of former slave owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.”

ということで、あおいママさん、お勧めどころをお願いします。
やっぱり理系女子ってカッコイイ!(主人公は数学者ですけど)というのと、人種差別や女性の社会進出などの障害を乗り越えて頑張っている姿に心が震えました。私も頑張ろ…。
あおいママさん、ありがとうございます。
心が震える、っていいですね。猛暑だからこそ、熱く震えるものをぜひetwasneuesbooks@gmail.comまで。

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テーマの著者 Anders Norén