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教えて!山極隊長!番外編<タロンガ動物園>

こんにちは。なつです。きょうは、オーストラリア・シドニーにあるタロンガ動物園を紹介しましょう。

1916年に開園したタロンガ動物園は、オーストラリアを代表する動物園のひとつ。オーストラリア固有の動物はもちろん、350以上の種、4,000もの動物たちを飼育ししています。1984年にコアラが贈られたつながりで、現在、東山動植物園で大人気のイケメンゴリラ、シャバーニもこの動物園からやってきました。

タロンガ動物園にある「ゴリラ・フォレスト(ゴリラの森)」ゾーンでは7頭のゴリラが集団で暮らしています。リーダーのシルバーバックはキバリ(Kibali)、メスたちはフラーラ(Frala)、 ムベリ(Mbeli )、ジョハリ(Johari)、そして2015年にフラーラとキバリの間に生まれた男の子ファブミ(Fabumi)、2014年にムベリとキバリの間に生まれた男の子ムジューク(Mjuuku)、そして、去年の9月に生まれたばかりのムワンバ(Mwamba)。

ここからは、キバリの話を少ししましょう。今では3頭の男の子ゴリラのお父さんとなり、タロンガのBig Daddyと呼ばれるまでになったキバリですが、この動物園に来たときはまだ12歳のブラックバックでした。

©Lisa Ridley, Taronga Zoo

https://www.youtube.com/watch?v=jOtw_4601Tg

キバリはフランスにあるLa Vallée des Singes(モンキーバレー)からやってきました。タロンガ動物園にいるシルバーバックが年老いたため、群れのリーダー交代のために選ばれたのです。

このドキュメンタリー映像は、キバリとかれのフランス人飼育員が22時間かけてシドニーのタロンガ動物園までの飛行機の旅を追跡したもの。キバリの体調を気遣いながら一緒にタロンガに向かいます。

タロンガでも医師や飼育員が、キバリの到着を心待ちにしています。そのゴージャスな姿を見て、みんな大喜び。

https://www.youtube.com/watch?v=oEFfqT5oCaQ

キバリはタロンガでうまくやっていくことができるのか!?老シルバーバックのキブリにちょっとだけ闘いを挑むところは17分以降でチェック。

そして現在、タロンガ動物園のゴリラの森は、キバリの赤ちゃんたちでにぎわっています。

人にもゴリラにも愛されるりっぱなリーダーに成長したのね、キバリ。

 

 

 

 

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テーマの著者 Anders Norén