第2回目は、ロンドン動物園を紹介しましょう。
ロンドン動物園の正式名称はロンドン動物学協会(Zoological Society of London)、略してZSL。世界で初めて科学的研究のために作られた動物園で、zooという言葉の元になったことでも有名。1828 年に開設されると世界中からさまざまな動物が集められ、今のような動物園として一般に公開されたのは1847年から、という古さ…

1835年の風景
さて、現在のロンドン動物園にあるゴリラ王国には、ニシローランドゴリラのオス、クンブカが率いるゴリラの家族がいます。

クンブカ(Kumbuka)
クンブカは2013年にイギリス・デボンにあるペイントン動物園からやってきました。それまでは彼女もいなかったクンブカですが、ロンドン動物園に到着すると、先住のメスゴリラ、ザーイアとムジュクーとすぐに打ち解けて、2014年にパパとなりました。

ザーイア/ザイール(Zaire)
ザーイアは、ジャージー動物園で生まれて、1984年にロンドン動物園にやってきました。とてもいたずら好きなメスゴリラです。

ムジュクー(Mjukuu)
11頭の家族で住んでいたほかの動物園からやってきたムジュク―(「孫」という意味)はやさしいお母さんゴリラ。

エフィー(Effie)
ティーンエイジャーのエフィーは大食漢で有名。だれも見てないと、ほかのゴリラのエサを奪うほど、ごはん大好き女子。

アリカ(Alika)
「とても美しい」という意味を持つ名前の、赤ちゃんゴリラ、アリカ。2014年にクンブカとムジュクーの間に生まれました。

ガーノット/ジャーノット(Gernot)
2015年に、パパ・クンブカとママ・エフィーの赤ちゃんとして生まれた男の子ガ―ノット。おねえちゃんのアリカとご対面したところをみてみましょう。