こんにちは。なつ教授です。
今回から「教えて!山極隊長!」番外編として、海外の動物園にいるゴリラを紹介しましょう。第1回目は、アメリカのワシントンD.C.にあるスミソニアン国立動物園(Smithsonian National Zoological Park)です。
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スミソニアン博物館のなかまのひとつとして、スミソニアン学術協会が運営、アメリカ政府と寄付によって成り立っているため、入場は無料、というなんとも太っ腹な動物園です。
こちらは、ただいま大人気のニシローランドゴリラ母子。
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お母さんは15歳になるニシローランドゴリラのカラヤ(Calaya)。オスの赤ちゃんはモーキ(Moke)
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ママの腕にしっかりだかれているモーキ
カラヤの出産の様子。
先月の15日に生まれたばかりのモーキ。名前の意味はリンガラ語で「ジュニア」「ちびっこ」の意味だそうです。
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3週間たったモーキは、同じ年齢の赤ちゃんよりも結構大柄。毛もたくさんはえていて、お目目はキラキラだそうです。
お昼寝も1,2週目よりは頻繁でなくなり、お母さんのカラヤがやることなすことすべてを見ているモーキ。
カラヤが大好きなパズル・フィーダー(エサのパズル)はアルファルファや野菜の入った茶色の紙袋で、これをもらったカラヤが遊びながら食事する姿を、モーキはカラヤのひざの上でじっと見つめているそうです。
家族のみんなもモーキがすごく気になる様子。
絶滅危惧種のゴリラを守るために、ゴリラ調査隊のみなさん、世界の動物園のゴリラも見て行きましょう。
スミソニアン国立動物園のマップはこちらから(PDF版)