こんにちは。ジャックです。
今回は、お江戸・日本橋まで羽をのばしてみました。
お蕎麦屋「藪伊豆」さんの3階で月1回の落語会です。
三味線と太鼓の演奏が聴こえてくると…
柳家三語楼師匠登場!
8月の師匠セレクトは夏にちなんだ演目で
「かぼちゃ屋」
「夢の酒」
「唐茄子屋政談」
「かぼちゃ(南瓜)屋」は重いかぼちゃを担いで、ちょっと抜けている主人公が叔父さんに叱咤激励されて下町に売りに行くお話ですが…これがちゃんと「唐茄子屋政談」の予習にもなる、という、落語ビギナーでもよくわかるかぼちゃ尽くしの回でした。
かぼちゃという名前、カンボジアから渡来したのでそう呼ばれるようになったと言われています。
ちなみに、かぼちゃを「唐茄子」と呼んでいたのは関東地方。これを「ナス」と勘違いすると、かぼちゃが重すぎて倒れちゃう主人公の気持ちが分かりません、と丁寧に解説してくださる師匠。
江戸時代の大阪で流行った「この世女の好むもの 芝居浄瑠璃 いもたこなんきん」という川柳からも分かるように、関西でのかぼちゃの呼び名は「なんきん(南瓜)」。
勉強になります。
大笑いしつつ、じーんとくる、素敵な落語の世界へぜひみなさんも一度遊びにいらしてください。
そして――シルクロードを落語スタイルで語っています「シャムス教授休日」はこちらから!
かぼちゃ、急に食べたくなりました…