おはようございます。ジャックです。
水戸の梅林でうたた寝していたところに、ドナルド・キーン先生のご子息、誠己さんより「お知らせ」が届きました。
イギリスでの古浄瑠璃の公演が実現することに!
話せば長くなりますので、手短にご説明を。
浄瑠璃とは、琵琶や三味線音楽と一緒に語られる「語り物音楽」のこと。15世紀に大流行したお姫様のお話、浄瑠璃姫の名前から、その語り物音楽は浄瑠璃と呼ばれるようになりました。
一方、古くから人々に愛されてきた人形の劇が16世紀末に、浄瑠璃と一緒になったものが人形浄瑠璃で、のちに「文楽」と呼ばれるようになりました。
浄瑠璃と人形が合体して「文楽」です。
覚えましたか?
さて、17世紀になると天才作家・近松門左衛門の浄瑠璃作品があまりにもすばらしく、浄瑠璃は近松の前後で「古浄瑠璃」と「浄瑠璃」に分けられます。
そして、いつしか消えてしまった「古浄瑠璃」。
それを現代に復活させ
なんとこの6月にはロンドン公演が!
浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己さんと
鳥越文蔵先生(早稲田大学名誉教授)と
キーン先生が大活躍!
詳しいことは近日、「知は力なり!」シリーズにてご紹介させていただく予定です。
お楽しみに。
各国からの取材が・・・