親愛なるジャックへ
先日は、愉快なお話をたくさんしてくださってありがとう。代わりに私の住むイギリスの話をちょっとだけ書いてみます。
イギリス人は犬好きです。ええ、とても犬好き。
飼い主に忠実で賢い、という理由なのか、とにかく大変人気のあるペットです。テレビでもよく見かけますし
トイレットペーパーの包装にも登場します。
宣伝での役回りは、たいてい犬は心優しく、猫はなぜか意地悪です。
外に出れば、犬の散歩風景は当たり前。公園に行けば、ほとんどの人が犬連れに見えます。犬にとっては、公園や広場の多いイギリスは日本よりも居心地がいいかもしれません。
ジャック、あなたが先日見たような広場はどこも芝で覆われ、ほとんどの犬が綱から放たれ駆け回っています。幼いころからこうした環境に馴染んでいるせいなのでしょうか、見知らぬ犬同士が向かい合っても喧嘩する光景を見たことがありません。
(あー、楽しい・・・)
こうして外に連れ出される犬が多いということは、当然、犬の落し物の問題がついてきます。
確かにたまに歩道で見かけますが、あの犬人口の多さから言えば、驚くほど少ないのはなぜかしら。歩道自体にもサインと同じ絵柄が黄色でペイントされていて、滑稽です。
街灯の支柱にはふんの始末(Clean it up)と綱から離さないように(Keep dogs on leads)とのサインが。罰金(Penalty)もあるようです。
あ・・・
だから少ないんですわ、落とし物。
でも、念には念を入れて
上を歩くことにします。
では、また。
エミリーより